石原真理 - hood with string（wool）

ー 【受注】について

12月末までのお届けで受注をお受けいたします。

届き次第の発送となりますので、ご注意ください。また、他の商品と一緒に買い物カゴに入れられた場合は受注品が揃った時点でまとめて発送となります。

もし、在庫ありの商品のみの発送を先にご希望される方は備考欄にその旨をお書き添えください。送料が2回分になりますが、調整してご対応させていただきます。

・
・
・

柔らかいウールをざっくりとした風合いに厚めに編んだ紐付きのフードです。太めの番手の糸、厚みからユニッセックスに着用できます。紐で絞ってサイズ感を調節することが出来ますが、基本的に大きめに編まれているので男性でもお使いいただけます。

beige以外はメリノウールを使用しており、より柔らかい風合いです。



ウール
フリーサイズ


---

石原真理さんは名古屋の街っ子。名古屋の事情に明るいわけではないが、都会の洗練されたお嬢さんというイメージがある。過去に書店で働いていたという共通点もあり、年も近いせいか、どこかしら好きなものが似ている気がしている。
私が小さな頃は祖母がセーターやマフラーを編んでくれた。母も祖母が手作りした子ども服を着ていたようで、家にはお古がたくさんあった。どう見ても昔っぽい型紙で、決まってウールは硬くて重かった。着やすいものではないが、私は昭和の手芸本に出てくるような懐かしい洋服が好きだった。
真理さんのニットはそれに比べて素材こそ良いものだけれど、ウールならではのボリューム感があり、ざっくりしていて、どこかトラディショナルな感じがする。手編みの良さを生かしながら野暮ったくならないのは、やっぱり街っ子だからなのだろうか。軍手のような大きめの手袋や雪ん子風フードも昭和的なつかしアイテムで、学生時代に時間を巻き戻されるような感覚にキュンとくる。
今はもう身近に編み物をする人はいないけれど、真理さんには「みんなのおばあちゃん」になっていただき、手編みの良さを残して欲しい、なんて勝手に思っている。


略歴）
石原真理 Ishihara Mari
名古屋在住。
自然素材を使って編み物をしています。