壷田 急須(190CC / 満)
窯の中の酸素を奪い、高い温度・熱量を与えて焼き〆る、炭化焼き〆の技法で焼いています。小さな一人用の急須で中国茶などにも。石のように硬く焼いているため、味や色が付きづらく、釉薬は掛かっていませんが、道具として炭化焼き〆は相性良しです。
炭化焼き〆については
<こちら>をご参照ください。
W110mm(注ぎ口含む) x D90mm x H130mm(持ち手含む)
容量:190CC(満)
天草白磁
炭化焼き〆
宮崎県高千穂で作陶する壷田和宏・亜矢さんの作品です。
土や釉薬の組み合わせ、それに即した即興性の高いかたちづくり、窯内で起こる化学変化。実は息をしているんじゃないかと思うほど、ちょっと生々しい。やはりナマ、今を生きるものは良いです。意中外のものが出来上がることもあるけれど、いずれにしても窯出しは農作物の収穫のようでもある。作品には、そんなハラハラ、ドキドキ、ワクワクが詰まってます。
略歴)
壷田和宏 亜矢 / Kazuhiro , Aya TSUBOTA
1972年
和宏 三重県伊賀市に生まれる
亜矢 愛知県安城市に生まれる
1995年
愛知県芸術大学陶磁器専攻科卒
愛知県長久手市に登窯を築窯
2000年
三重県伊賀市融栗谷に穴窯築窯
2009年
宮崎県高千穂五ヶ所に登窯築窯
2011年
同地に穴窯を築窯