中本純也 スプン（L12.5cm）

中国の古い匙を参考にして製作したスプーンです。ラーメンやうどんなど麺もののスープスプーンとして、サーバーとして、デザートにもおすすめの万能サイズです。本体が鉢の底に沈まないように、お尻の部分を器の口縁に引っ掛けることが出来ます。

個体差がございます。窯の場所により、クリーム、ブルー、グレー味を帯びます。すべての色が混ざるマーブル模様も現れたりすることがあります。
厳密ではありませんが、パッと見た感じの全体的な印象で捉えて色分けをしています。
複数本ご注文の場合はなるべく似たようなものをお選びしますが、基本的にかたちにも個体差があるためお任せでお選びさせていただきます。


約W47mm（一番広い箇所）x L125mm
白磁
薪窯


中本純也（NAKAMOTO Jyunya）
蹴ろくろで形を作り、薪窯で焼かれる中本さんの白磁には何層もの白の肌がある。まず色調が違うし、薪の灰でカサカサしたり、ツヤツヤしたり、ピンホールが出来たり、歪んだり。目新しさを追求すると、分かりやすく色や形の上書きを求めがちであるが、この白一本で無数のレイヤーを表すことだって出来る。これは白磁で土器をする現代の雑器。柔和な白の中には潔癖なほどの慎ましさもある。ただ綺麗なだけじゃない、意志のある存在だと感じます。


略歴）
1998年 和歌山県へ薪窯を作るため移る
2011年 焼締から白磁の器に